※パパからのお手紙です。
相変わらず、ホラーちっくなパパを許してあげてください(ぇ
「のう、そこのお主」
「あ…?」
突然後ろから声をかけられ、俺は少しびっくりして振り返った。
この学園内には、常日頃から変わった奴が沢山居るし
俺も慣れてきたと思う…。
けれど、目の前の奴に対して俺の身体は警告を出していた。
目の前に居るのは、別に屈強な身体の人物でも
明らかに見た目が怖そうな人でも、ましてや俺が苦手な
小動物っぽい輩でもない。
ごく普通の少女…いや、少年か…。
可笑しなところと言えば
その少女のような顔に似つかわしくない年寄りっぽい口調ぐらい。
何か感じる…奇妙な違和感。
だが、その違和感の正体はすぐに判明した。
「お主に手紙を預かっておるのじゃ」
目の前の少年は、そう言って俺に手紙を渡してきた。
俺に手紙って…何……!?
「お前…これ、どこで…っ!」
「確かに渡したぞい、ではわしは帰るのじゃ」
俺が問いただそうとする前に、少年はさっさといなくなった。
何故あの少年がこの手紙を…
この……親父からの手紙を持ってきたんだ…!?
薄っぺらい手紙の封を切ると
中に、一枚の便箋が入っていた。
『元気かい?また、ひー君に会いたいな♪
また、大事な大事なものが出来たみたいだしね…』
書かれていたのはこの一文と
会う場所と日時。
何故…。
何故、あの男が知っている…?
まだそう日は経っていないのに…。
いったい何故……。
* * * * *
「……」
また、あの男からの手紙がきたんだ…。
きっとまた…彼の大切なものを壊しにきた。
今なら…あの男を倒せるだろうか…。
いや、倒せるかどうかじゃない。
わたしの世界をあの男は確実に壊す…。
なら…わたしは……
* * * * *
あとがき。
はい、パパ来たよ。
緋邑を遠目から見てた子は秘密だよ、いやすぐバレるだろうけど(ぁ
「あ…?」
突然後ろから声をかけられ、俺は少しびっくりして振り返った。
この学園内には、常日頃から変わった奴が沢山居るし
俺も慣れてきたと思う…。
けれど、目の前の奴に対して俺の身体は警告を出していた。
目の前に居るのは、別に屈強な身体の人物でも
明らかに見た目が怖そうな人でも、ましてや俺が苦手な
小動物っぽい輩でもない。
ごく普通の少女…いや、少年か…。
可笑しなところと言えば
その少女のような顔に似つかわしくない年寄りっぽい口調ぐらい。
何か感じる…奇妙な違和感。
だが、その違和感の正体はすぐに判明した。
「お主に手紙を預かっておるのじゃ」
目の前の少年は、そう言って俺に手紙を渡してきた。
俺に手紙って…何……!?
「お前…これ、どこで…っ!」
「確かに渡したぞい、ではわしは帰るのじゃ」
俺が問いただそうとする前に、少年はさっさといなくなった。
何故あの少年がこの手紙を…
この……親父からの手紙を持ってきたんだ…!?
薄っぺらい手紙の封を切ると
中に、一枚の便箋が入っていた。
『元気かい?また、ひー君に会いたいな♪
また、大事な大事なものが出来たみたいだしね…』
書かれていたのはこの一文と
会う場所と日時。
何故…。
何故、あの男が知っている…?
まだそう日は経っていないのに…。
いったい何故……。
* * * * *
「……」
また、あの男からの手紙がきたんだ…。
きっとまた…彼の大切なものを壊しにきた。
今なら…あの男を倒せるだろうか…。
いや、倒せるかどうかじゃない。
わたしの世界をあの男は確実に壊す…。
なら…わたしは……
* * * * *
あとがき。
はい、パパ来たよ。
緋邑を遠目から見てた子は秘密だよ、いやすぐバレるだろうけど(ぁ